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非公認戦隊アキバレンジャー 全13話の感想・1話動画 痛さは強さ? [アニメ作品別レビュー]

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [Blu-ray]

あらすじ
この作品に登場する人物、団体は全てフィクションです(略)を
唐突にクライマックスにもってきたメタフィクション特撮コメディ
「痛さは強さ!」と、妄想の力で戦っていたはずの主人公たちは、
終盤で、とある番組内の登場人物だったと気付き、脚本家に抗い始める
本当に痛いのは主人公たちじゃなくて、この作品そのものでした
・・・そう考えると、高度なメタフィクションと言えなくもない?


無料一話&プロモなど
http://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=3286


13話視聴・・・ほとんど総集編じゃねーか、ふざけんなw
ってか、最後ブルーが水着になればよかった それだけが許される道だった!

メタフィクションでちゃぶ台返ししたのに、いまさらアキバレンジャーコスはなあ
総集編で見返してみると、10話あたりから八手さんご乱心したのがわかるな

たぶん、1クールで話まとめるのめんどくさくなったんだろうなw
二次元ネタ、パロネタ、特撮ネタ好き放題出してきたし、
メタオチでもいいかなっていう気持ち? ちょっとわからんでもない

でも、昔から妄想オチ、夢オチがフルボッコにされるのと同じで
メタフィクションオチってのはやっぱり最低ランクの話のまとめ方だと思うよ

例えば、スターオーシャン3の、この世界はネトゲでしたって終盤の展開なあ
たとえゲームで非現実的な話でも冷めるわな、普通に

ギャグでもバカコメディでもこのへんの感覚は変わらんわけで
メタフィクションにするなら「はてしない物語」「プリンセスチュチュ」のように
物語の開始時からそれを明らかにしなくちゃいけない

千夜一夜、カンタベリー物語みたいな語り部仲介型もこの部類に入るかな?
ギャグ漫画日和の掌編「平田の世界」も最初からメタフィクション全開だっ!

参考 平田の世界 無料動画

でも、この作品は当初は半端なメタギャグと「妄想世界で戦ってる」という設定のみで
メタフィクション構造は明らかにされていなかった

まあ、だから八手さんご乱心と言わざるを得ないというw

ただ、はてしない物語はともかく、プリンセスチュチュは結構きつかった気が
これのメタフィクション構造に主人公たちが真っ向から抗うって終盤の展開は
アキバレンジャーとまったく同じなんだよね

でも、それにしたって、プリンセスチュチュの世界の「作者」は
「ドロッセルマイヤー」という「架空の人物」だったので
メタながらもフィクションとしての体裁を一応保っていた
「はてしない物語」「スターオーシャン3」もこのへんは同じ

対して、アキバレンジャーの「作者」は「八手三郎」という東映Pの共同ペンネーム・・・
実在する存在だ メタフィクションの構造が根本的に違うんだな

このダイレクトメタフィクション構造は、ある意味新しいというか
普通は思いついても恥ずかしくて速攻でボツにするというか、
それを深夜とはいえ地上波でやった勇気はもしかしたら褒めるべきなのかもw

あと、アルパカとかマルシーナが現実化したあたりぐらいまでは
バカなノリで普通に楽しかったな

五話の黄色のカーチャンの感動エピソードもな 
まあ、メタ落ちでこのへんは台無しにされた感があるがw

それに、怪人の声優がかなりの有名どころだったりしたので
それも楽しかったな グリリバ、サトシ、関智・・・

まあ、メタフィクションオチに関しては、
個人の感性に左右されるところが大きいと思うけど
やっぱり普通に考えて邪道の極みだよな
新ルパンの記憶操作うんぬんよりひどい話のまとめ方

特撮オタコメディでも、そのへんのさじ加減は間違えないでほしかったな
全体的にギャグのテンポはよくて楽しかったしさ


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