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夏色キセキ 全12話の感想  [アニメ作品別レビュー]

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あらすじ
静岡県の伊豆下田に住む四人の女子中学生が、ある夏の日、
神社の石の前で空を飛びたいと願ったらホントに飛べた
すごいね、夏色のキセキだね



12話視聴、終わったなあ・・・今度こそほんとに最終回だ

終わり方自体は綺麗だった思うが、
途中の展開がちょっと怖くていまいち感動できなかったw

なんであの四人、無限ループ全力で楽しんでるんだよ!
普通はループから脱しようとあれこれするものだろw

石のキセキに慣れてるからって、いくらなんでも能天気すぎる・・・
自分たちだけ記憶を保持したままループとか、普通に考えてこわいだろ

ループネタも、エンドレスエイトとかシュタゲとかを彷彿とさせるしなあ

ただ、終わり方自体はホントに綺麗だったので
こまかいことは言わないほうがいいかもしれないな

一話、二話あたりに比べると、終盤の話はかなりまともになってたしね

このアニメ、企画から制作までかなり時間がなかったって噂を聞いたんだけど
そのせいで、脚本とか作画とか雑になったんだろうか?

序盤は脚本がほんとに適当だったからなあ・・・
作画も序盤からかなりやばくて、一回ひどい作画崩壊してたな

最後のほうは作画も持ち直したし、話もかなりまともになってたけど

ただ、作画崩壊も序盤の適当な脚本もネタとしてけっこう好きだったw
特に三話はサキちゃんの台詞と行動がおかしくて楽しかった

そういうノリで最後まで突き進むのかと思ったのになあ
まあ、10話とか突っ込みどころ多くても話としてよくまとまってて面白かったが

基本的に一話完結の「いい話」で終わるという構成もいいね
そのせいで、なんだか毎回最終回を見たような気持ちになったけどw

女の子四人も、最初は喧嘩しててなんじゃこりゃと思ったが
だんだんキャラの違いとかわかってきて、かわいくなってきた

ただ、最後までナツミのキャラが弱く感じたなあ・・・

四人の中で一番主人公らしいポジションだけど、
そのぶん個性が薄いというか、ひっかかるものがないというか

逆にユカはうざいながらも、存在感は最初からあって
うざさとかわいさのバランスが素晴らしくてよかった

サキは魔女っ子コスしたり、透明人間になって全裸で街を歩くとか
イロモノとして輝いていた感じw

リンコは最初から最後までゆるい癒し系って感じか

ユカうぜーって思う人もいるかもしれないけど、
他に主人公達に不快感を感じる要素はなかったかな 

終盤だけなら間違いなく、正しい「美少女動物園」ものなんだよなあ、これ
毒のない平和な内容で、美少女達がキャッキャウフフしてる オチも綺麗
キセキ絡みの展開は、突っ込みどころは多かったけどさ

ただ、それだけに序盤の雑な作りが残念に思えてしょうがない
特に、時々作画崩壊してるのが美少女アニメとしては致命的だよなあ

崩壊とまではいかなくても、カットごとにキャラの顔が変わってることも多かった
たいして動かないアニメなのに、なんでこんなに作画悪いんだろうって思ってたw

あと、日常ほのぼの美少女萌えアニメにしても、
石の設定があまりにもご都合主義で気になった

最初は四人で心を一つにしないと願いは叶わないかと思ったのに
そんなことは全然なくて、二人でもよくて、
でも最終回のループは四人が同じ気持ちになったから引き起こされたっぽくて
結局、そのへんどうなってるんだって感じにw

あの神社の石の前に行かないと願いがかなわないわけでもなくて、遠隔でもよくて
さらに下田を離れても、石の親せきが現れて無差別に願いをかなえる始末
最終回直前では、さらにまた新たな親せきが現れるし

さすがにキセキのバーゲンセールすぎるだろw

石が願いをかなえるタイミングも適当で、時間差があるときもあるし
それでいて、「願いの上書き、打ち消しはできない」ってルールがあるのも
なんか納得できねえw バーゲンセールだから返品できないってことかよ!

まあ、作画にしても、そのへんの基本設定のずさんさにしても
やっぱり制作期間が十分になかったのが影響してるのかなあ?

あと、ローソン、下田、スフィアの宣伝を兼ねているというのも
アニメスタッフにとっては負担になったのかな

・・・宣伝効果はさっぱり感じなかったけどさw



タグ:夏色キセキ
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