SSブログ

精霊の守り人 全26話の感想・PV動画 読みは「せいれいのもりびと」 [アニメ作品別レビュー]



あらすじ
腕利きの女用心棒パルサは、ある日、川に転落した少年を助ける
少年は彼らの住まう国、新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムだった
チャグムを助けたことにより王宮に招かれ、手厚く歓待される彼女だったが
そこで、王妃に皇子の用心棒をしてほしいと頼まれる
聞けば、チャグム皇子には水妖の卵が産み付けられており、
穢れを嫌う帝に殺されそうになっているのだという
依頼を受けたパルサは皇子を連れ王宮を脱するが、帝は追手を彼らに放ち・・・


3話まで無料配信中 2012年9月末まで
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00066/v12031/


バンダイチャンネル見放題に「精霊の守り人」キター

バンダイチャンネル

これ、原作は少し読んでたんだけど、アニメは見てなかったんだよね
すごく気になってたからうれしい! アニメの出来もすごくいい感じだったわあい!

原作は食べ物の描写がやたら丁寧で、読んでると腹が減る本だった気がするw
このアニメも背景とか小物とか描写が丁寧で、感激したわ

戦闘の作画も気合入っててよかったな
4話以降あんま戦闘なかったけど・・・ちっ

ストーリーも主人公パルサがチャグムを守るってことからぶれずに
それを綺麗にまっとうしておわったので、後味がすごく良くて面白かった

キャラもよかったな
主人公のパルサ姐さんはイケメンすぎて心配になるレベルだったけど
そのぶん幼馴染のタンダがヒロインしてたからよかった

特に11話、花酒をタンダに飲ませる姐さんの動作がイケメンすぎて
笑ってしまったよ 口移しとかそんな色っぽいことするわけないよねー
花酒をタンダの口に入れた後の、顎を持ち上げるところ、どこの軍人だよw

タンダはタンダで、山狩りのときに女々しく愚痴言ってるしなあ
25話でパルサと一緒にチャグムの体から卵取り出すところ、
夫婦の共同作業おめでとうって思ってしまった・・・ケーキ入刀じゃないw

チャグムも、はじめはお荷物キャラ以外何者でもないんだけど
髪切ってからは、急になんかの補正発動させて輝きだした感じだった
理髪したから利発になったのかっていうw

シュガちゃんも、見た目は悪役っぽいのにすげえ仕事熱心のいい人でわろた
前半はほとんど星読みの塔で調べ物してるだけなんだけど、後半は活躍するしな

ただ、17話はかなり情けなかった気が
パルサと街でばったり出会って「王子を渡さぬなら私を斬れ!」って啖呵切ったのに
槍の柄で突かれて気絶させられ、半日ぐらい悶々としてるとか・・・わろた

致命傷でもないのに、ずっと青い顔で歩きまわってるとかどんだけもやしっ子なんだよ
しかもパルサについてちゃんと調べしておかなかったから話がややこしいことに

チャグム捜索の前にパルサが王妃に雇われたって調べておけば
そして、王妃に手紙でも書かせて根回ししておけば
17話から20話までの狩人たちとの衝突は避けられたんだよなw

あそこ、ちょっと茶番臭かったんだよなあ
主人公もシュガちゃんたちも「チャグムを守る」って同じ思惑で動いてて
情報の行き違いとか義理とかプライドとかでお互い衝突してるだけだったしね・・・

まあ、パルサからすれば急に手のひら返ししてきた宮なんか信用できないだろうし
狩人たちと衝突したほうが話が面白くなったしいいかw

すべてはシュガちゃんの仕事のつめが甘かったせいだしなー
ドジっ子も萌え属性の一つだし、全然ありだよ! 世間知らずの文官っぽいしな

シュガちゃん絡みで悪役っぽかったガガイ様も輝いてたしな
あの人、企業戦士すぎるわ 

狩人たちも皇子脳のジンを筆頭に、単なる「かませ」で終わってなくてよかったな
攻殻機動隊の監督だし、なんとなく狩人たちの雰囲気が9課みたいだったよ

特に終盤、パルサと狩人たちが協力してラルンガという化け物と戦うところは
パルサが少佐のように見えたよ 迫りくるラルンガの群れは王蟲のようでもあったが

トロガイは最初はチートババア乙と思ってしまったが
ちゃんと主人公たちに活躍の場を与えてくれるよいババアだったし
空気読めるババアだったし、14話のババアの回想は実に楽しくてよかった

14話のババア冒険譚ははっきり言って、必要ないエピソードなんだよな
でも、アニメ的に異境の大冒険描写面白かったし、
ババアの使い魔がかわいすぎてたまらん話だった あの生き物何なんだろう

終盤はシュガとずっと一緒に行動してて、お似合いのカップルすぎたな
お前らくっついちゃえよと素で応援してしまったw

ただ、キャラで言えば、帝と星道士様が記号的なキャラで終わったのが残念かな
トーヤとサヤも後半は空気だしね

あと、残念ってほどでもないけど、このアニメ、専門用語けっこう多くて
「ナージ」なるものが終盤までなんのことやらさっぱりわからなくて困惑したw

一応、序盤で登場しているカエルを食べる鳥のことなんだけど
後半でその言葉が出たときにはそんなの忘れてたから・・・バカだから・・・

十九話で女の子が昔話をするシーンがあるけど、
専門用語多すぎで「に、日本語でおk・・・」と思ってしまったよw
最後に「ナージ」なる不可解な単語でとどめさされるし

あそこ、「ナージ」ってどんなものかイメージ映像流してもよかったんじゃないか?
25話で実物が登場するまで、ずっともやもやしたよw 虫か何かかと

ただ、専門用語多くても、話の構成とか根幹がしっかりしてるから
混乱することはほとんどなかったのはよかったな ナージ以外はね

原作は設定の説明にけっこうページ使ってたような記憶があるけど
アニメは説明は必要な分だけにとどめてた感じ 

それに、8話とか、じじいの話だけで終わる回もあったけど
キャラ同士の会話の内容がよかったし展開も緊張感あったから楽しめた

小説原作のアニメってヘタをすると説明ばっかりとかになってしまうけど
このアニメの場合は、そういう小説原作特有のダメなところは全く感じられなかった

IGは原作つきだといい仕事をするってことかなw
NHKだし、売上とか気にせずにのびのびやれたのかもね?



nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。