貧乏神が！ 全１３話の感想・１話動画 パロと安いシリアスはいらなかったな

あらすじ
金持ちで美人で巨乳の女子高生、桜市子は
ある日、貧乏神と名乗る貧乳娘、紅葉と出会い
「幸福エナジー」なるものをよこせと脅される
聞けば、市子がそれをため込んでいるせいで、
周りの人間は不幸になっているという
しかし、ワガママな市子はそれを拒否
巨乳娘と貧乳娘のバトルがここにはじまるのだった・・・

なお、市子は「幸福エナジー」をため込んでいる超幸福人間のはずだが
親も友達もおらず、家族同然だった執事とも別居するはめになったり、
クラスメートに陰湿ないじめをうけたりで、実際は超不幸な少女
幸福エナジー仕事しろ

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１３話視聴　最終回はクマがしゃべれば神回だったな・・・
クマが平常運転で無口だったので予想通りの展開で終わった感じｗ

でも、１２話、１３話は綺麗な紅葉がかわいいし
さぶいパロ少なかったから普通に見れたな

終わり方も綺麗なほうか　話のまとめ方もかなりよかったね
終盤でパロ少なかったのはもしかしてアニメオリジナルだからかな？

最終回なのに戦闘シーンがカクカクなのはいただけなかったが・・・
どんなダメなアニメでも最後の戦闘作画は気合い入れたほうがいいって
BLOOD-C先生が言ってましたよ！

あと、つわぶきと川沿いの道で話してる市子ちゃんもかわいかったな
なんか、あそこだけ少女漫画みたいな雰囲気だった
会話の内容は激しくどうでもよかったんだけどｗ

だって、貧乏神戻さなくていいよな・・・

戻さないことで、綺麗な紅葉も失われてしまうのなら困るけど
汚いほうの人格だけが消えるだけだしな　どうでもええな

市子が汚いほうの貧乏神のこと思い出してるとき回想カットが次々流れたけど
普通にロクな思い出がなくてワロタ

今まで一緒に過ごしてきた貧乏神より
綺麗なほうの「名前で呼んで」の一言のほうが明らかに重みがあるよなｗ

汚いほうの貧乏神と市子が絆を深めたのっていつだろうって思ったら
８話の最後ぐらいしか思いつかなかったぜ

あとは、便利アイテム出して話の種を作る、便利アイテムで市子を助ける
時々思い出したように幸福エナジー徴収モードに入るだけのキャラだったな

ずっと市子と一緒にいるのに、話に直接参加すること少ないんだよな
便利道具出したら後は裏に回るって話が多い

１０話あたりからようやく主人公の一人として自覚したようだったが
１３話でアニメ終わったしなあｗ

まあ、ちょっと惜しいキャラだったね
貧乳キャラで、ちゃんとそれに劣等感持ってる描写は評価するけどさ

もう一人のほうの主人公の市子ちゃんは
少女漫画に非常によくいるタイプの主人公だったな

家が金持ちだけど、周りから愛されない美少女
それを気にしていながらも、表面上は強がっている・・・少女漫画主人公あるあるｗ

この設定自体はテンプレだけどそこまで悪いもんでもないし
市子ちゃんはおっぱいで、キャラデザもかわいかったからよかったんだけど
貧乏神登場させるために「超絶ラッキーガール」という設定を
これに重ねたのはちょっと、いやかなり頭悪かった

だって、基本設定から超絶不幸なんだもん、市子ちゃんｗ
親はどっちもいない、最初は友達もいない、
クラスメートの女の子からは妬まれ、時にはいじめられる

どこが超絶ラッキーガールだよ！
ラッキーマンに変身する前の追手内洋一君じゃんｗ

市子は幸福キャラって設定なんだから
それを守って話を作れないのかよ！

結局、市子がため込んでいる幸福エナジーってのは、
周りの人間を都合よく治療する万能薬にしか思えなかったな

まあ、それも他が面白ければ気にならない設定の齟齬なんだけど
このアニメ、ギャグはパロばっかりでオリジナルギャグが弱い
シリアスはすごくありがちで安っぽい展開なうえに胸糞悪い描写ありで
一話完結の気軽に見れるギャグアニメのはずなのに、いまいちな話が多かったな

パロは台詞じゃなくて、作画でのみで使われてることが多いから
無視しようと思えばできる描写なんだけど、
あまりにも取ってつけたような、脈絡のないパロ絵が多すぎてｗ

そして、９話は、ギャグ回だったが、ネタがほぼパロしかなく
他の漫画からネタをコピペしてきただけって感じですごくさぶかった

このアニメ、絵は小奇麗なんだから
無理にパロで安い笑いに走ることなかったと思うんだがｗ

特にこの回で思ったのは、作品の個性が発揮されそうな所でも
コピペパロ使ってるせいで、オリジナリティが皆無になってるってことだったな

市子ちゃんのメシマズヒロイン描写とかなあ・・・
なんで銀魂のダークマターそのまま持ってくるんだよ

そこは市子だけの個性的なメシマズ料理作れよ！
だから頭悪いパロ使いまくる作品は嫌いなんだよ！

この作品はしかも、ジャンプＳＱ原作のせいで
パロの元ネタがすごくメジャーなところに限られてる感があった
マニアックなネタは編集が通してくれないっていう

そのネタのチョイスの方向性は実は銀魂もそうなんだけど、
誰でも知ってるネタを、誰でも思いつくレベルでしか持ってこないから
よけいにつまらない感じがあった

銀魂は苦情が殺到したというナウシカパロとかがそうだけど
誰でも知ってるネタを、誰もやらないひどいレベルでとことん使い倒すからなｗ
さぶいときも多いけど、パロに全力で立ち向かう無駄な熱さがあった

他に、パロ多用作品といえば、ニャル子さんがあるけど、
これも毒を食らわば皿までって感じで、ネタの量がものすごい
ネタもかなりバリエーションがあって、おっさんにしかわかんないようなのも多い

まあ、ニャル子さんのパロは好きじゃなかったけど
勢いやネタの充実っぷりは評価に値するのかもなーっていうｗ

対して、貧乏神はぬるーいパロしかないんだよな
パロ絵で市子ちゃんが時々おっぱいの谷間をさらしてるのは良かったが
それ以外はパロ絵いらないんじゃねって感じだった

そして、コピペパロ多様でギャグアニメですよーって顔をしてるのに
かなり頻繁に誰得シリアス展開になるのもこのアニメの残念なところ

別にシリアス自体が嫌いなわけじゃないけどさ
頭悪いコピペパロやりながら急に重い話やるなよっていう

このアニメはそれに加えて、
市子の幸福キャラ設定ガン無視してシリアスするからな
薄っぺらい誰得シリアスとしか言えん

つわぶきの家も、なぜか子供しかいないおかしな貧乏家庭で、
ギャグだから許される状態なのに、そのままシリアスするからな
貧乏描写もかなりおかしかったな　

らんまるのシリアスは、さらに家庭内暴力とか
市子があげたスカートをらんまる父が引き裂くとか
普通に気分悪い描写が多かった

らんまるのキャラ自体、うる星の竜之介の劣化コピーでしかないのに、
そこは無駄にシリアスにするというダメさ　ついでに声もあってない　

さらに、市子の回想シーンでは
くぎゅう声の友達にかなり手ひどく裏切られた描写がある

市子自身も、クラスメートのいじめによって、
レイプされそうになってて笑えないレベル

こういう頭悪いシリアス、気分悪い描写って、
ギャグアニメの顔しながら入れる必要あるの？

とにかく、コピペパロと、安いシリアスはいらんかったと思うわ

前から言ってる通り、市子ちゃんがおっぱい揺らしながら
つわぶきとぬるいラブコメしてればよかった

１１話はお風呂回で、おっぱいがいっぱいで
最後につわぶきとラブコメっぽくなって面白かったしなー

貧乏神とその関係者のキャラも別にいらなかったな

坊主と犬はキャラかぶってる上に、８０年代っぽい古臭さがある変態だったし
山吹とか黒百合とか撫子とか可愛い女の子はほとんど出番がなかった

カメとうんこの着ぐるみの人はビジュアルが気持ち悪かった
猫も、神になる前のほうがかわいかった
らんまるは声が合ってない　貧乏神も汚いほうに戻ったからいらない

やっぱり、市子とつわぶきのぬるいラブコメ以外どうでもいいじゃないですかー

ってか、最後まで見て、最初に思った通り
「これ、夕方にやればよくね？」って感じだったな

深夜だからできるネタとかなんもなかったしな

安心安全、無害でぬるい、夕方地上波放送余裕のアニメだ
ギャグは地上波放送お断りされるぐらいが面白いというのに！

ただ、ネタはともかく、構成はかなり優れているアニメだったな
・・・テンプレ通りとも言えるんだけどねｗ

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