CODE:BREAKER（コードブレイカー）全１３話の感想・１話動画 大好きだけど正直ハムラビ法典はきつかった

あらすじ
目には目を、歯には歯を、悪には悪を――
人知れず異能の力で悪を滅する「存在しない者」≪コードブレイカー≫
その一人である大神零は、ある日、異能の炎で悪を燃え散らしているところを
ついうっかり、桜小路桜という少女に目撃されてしまう
口封じのために彼女に近づく大神だったが、
そこで彼女が異能の力が通用しない特別な存在であることを知り・・・？
五話まではほぼ原作準拠でブラックエンジェルズみたいなノリだが
六話からアニメスタッフがいろいろふっきれた模様
原作ブレイカーで時々シリアスブレイカーしてたがそれはそれで楽しかったです


１３話視聴　こ・・・CODE:FOREVER・・・！？

いい最終回だったはずだが、王子かわいいとか
「問題児が～」のテロップとか変なところばっかり記憶に残って・・・ｗ
あ、大神君はかっこよくてよかったですね　最終回の中の人の演技最高

人見さんの最期は壮絶でよかったんだが
コードエンドのことをみんな知ってるって気付いた時の
彼の胸に去来するものを思うと、微妙な気持ちにもなったｗ

「あれ、俺コードエンドのことずっと知らなかったんだけど
　みんなもう最初から知ってるの？　何それ、俺とんだピエロじゃん！」

・・・みたいな？
たぶん、平家が教えたんだろうけどさｗ

１２話の「リア充爆発しろ」的なクリスマス回想といい、
人見さん後半でネタキャラ化したような気がしないでもない・・・
１１話までは「異能者達の新世界を作る！」で綺麗な悪役だったのにｗ

まあ、このへんはすでに原作読んでたから
それとのギャップに超反応しちゃっただけなのかもな

これ、アニメ放送中に原作の漫画買って読んだんだけど
６話後半からはほぼアニメオリジナル展開なんだよな

こういうのはよく原作レイプとか言われるものだけど
これはこれで楽しかったし、１クールしかない以上改変もやむなしって気がした

原作だと人見さんの話には遊騎も王子も雪比奈も登場しないしなあ
そもそも、１クール持たせられる話じゃない　短いんだよね
人見さんが登場してからコードエンドするまで単行本一冊強ぐらいしかない

その短い人見の話だけで１クールやる、
その上で原作では本来登場しないキャラを出すわけだから
改変しないことにはどうしようもないわけで

っていうか、ぶっちゃけて言うと、原作は人見の話はそこまで面白くないｗ
短いし、動くキャラ少ないし、構成も性急すぎるところがある
どっちかというと人見の話が終わった後の展開のほうが好き

だから、アニメはアニメで人見の過去を掘り下げたりして
原作とは展開違うけど、それはそれで楽しめたかなという感じ
１１話の荒ぶる平家とかなあｗ

あと、何気に原作を補完するような描写も多かったな
２話の桜ちゃんのフラッシュバックとかな

がむしゃらな正義の心の裏には闇がある、みたいな描写で
キャラの説得力が少し増してた　
まー、結局そのフラッシュバックの意味はアニメでは説明されなかったけれどもｗ

それに、こういうのあっても、桜ちゃんうぜーって思う人多いみたいなんだよな
気持ちはわからんでもないｗ

かなり自己主張の激しい、嫌われやすいヒロインだよな
私は嫌いではなかったが、萌えはあまり感じなかったな・・・

ただ、これ「コードブレイカー」ってタイトルのアニメで
まさにその内容で終わったわけなんだけど
「コードブレイカー」そのものについて明確に描写するためには
不可欠なキャラだったような気がするんだな

悪人を大神君がただ燃え散らしてるだけだと物語にならない上に
大神君自身の内面が描写できないというか　桜ちゃんとぶつける必要があるというか
５話なんか特にそんな感じだね

それにどっちかというと、桜ちゃん正義の心ゆえにひどい目にあってるからなあ
Ｇファルコンにぼこぼこにされたり、３話でやくざたちに笑われたり

これは「言葉だけの正義なんて無意味」ってことを表現してるのかな
そして桜ちゃんが体を張ってそれを表現したところで
大神君が「目には目を・・・燃え散れ」っていうｗ
そういう立ち位置のキャラだと思った

うざいというより主人公の踏み台にされてるキャラだなあって
ヒロインがそれでええのか、って気持ちにもなったがｗ

ただ、深夜アニメはテーマ性よりも
ストレスフリーな作りのほうが求められるからなあ・・・

そういう意味ではかなりストイックで（少なくとも五話までは）
人を選ぶアニメだったと言わざるを得ない

そもそも「目には目を・・・」の決め台詞からして人によってはきっついからな
厨二すぎる！　中二じゃなくて厨二　わりと本気で痛いｗ

このアニメには他にも「飼い犬じゃないただのバイトだ」とか
厨二全開の描写が多々あるわけで・・・４話のアバンの破壊力は異常

最後に大神君が覚醒した時の副音声の謎英語とかな
ストイックな内容のくせに同時に頭悪い厨二要素てんこもりとか
ほんともう、人を選びすぎるアニメだよ　私は好きだけどｗ
あと、少年向けバトルものらしく妙に説教臭いし、古臭いところもあるかな

つーかこれ、いい歳した大人の私が見るぶんには
「厨二アニメ」としてある程度俯瞰で見れるんだけど
十代の子が普通に見て普通にハマってしまった場合、
十年後ぐらいに思い出して恥ずかしい気持ちでいっぱいになるような作品だよなｗ

さらに極まると「厨二アニメ」としてネタ半分で許容できるようになるけどな！

あとジャンルは「厨二アニメ」で間違いないのだが
そのジャンル特有の頭の悪さと、人を選ぶヒロイン以外は
あまり目立った欠点らしいものがなかった気がするな、このアニメ
１クールで話をまとめつつ「捜シ者の話は原作で」と原作宣伝の役目もきっちりしてた

作画は綺麗なほうだし、演出や音楽やエフェクトもよかった
特に大神君が青い炎を出す前に周囲が暗くなる「空気を読む撮影」は最高ｗ

作画は引きの絵がちょっと雑になる、
キャラの動きに時々違和感があるくらいで、クオリティ高い方だった思う

キャラの魅せ方もかなりうまかったな

４話はかなりアニメオリジナル入ってるんだが
その１話で刻のキャラをうまく描写してた

６話、１１話で平家、７話でロスト刻と遊騎、１２話で王子と、
見せ場と呼べるシーンが各キャラちゃんとある
主人公の大神君はもちろん、全てが見せ場や！（え）

桜ちゃんは、５話、６話あたりがそうなんだろうけど
人を選ぶヒロインの見せ場にしてはちょっと遅かったかもしれぬｗ

特に、序盤は桜ちゃんと大神君のやりとりだけで話進んでて
かなりスロースターターなアニメだったと言わざるを得ないな

ＯＰのキャラいつになったらそろうんだよってずっと思ってたもんｗ
まあ、原作あるからそのへんはしょうがないね

つーか、これ、６話後半からほぼオリジナル展開だけど
「５話まで原作に忠実にしたんだから後は好きにしていいよね！
　よーし、平家いっぱい動かしちゃうぞー☆」
っていう、アニメスタッフの気持ちが感じられた気がしないでもないｗ

６話でいきなりエロ小説朗読とか、
１１話で光りながら増えるとか、アニメの平家は輝きすぎだよな
明らかにスタッフのお気に入りｗ

キャラソンのジャケットで光る平家　モノローグ「デンジャラス・ナイトの始まり」って何ぞｗ


クリスマスカードも平家だったしなあ


https://twitter.com/anime_CB/status/283359646704627714

先輩、いい歳して何浮かれてるんっすか！

ただ、アニメの平家は脱がなかったし、
ロストしなかったのでまだ自重してる方だったかもなｗ

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