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銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 全24話の感想・1話動画 牧歌的ロボアニメ [アニメ作品別レビュー]



あらすじ
地球暦2110年、人類は謎の宇宙人「ウルガル」と宇宙で戦争していた
そんな中、遺伝子操作されながらも全く戦闘の役に立たないとされた五人、
通称「ザンネン5」は、新型兵器「アッシュ」に乗り戦場に赴くことに
はたして彼らは「ザンネン5」の汚名を返上することができるのか?

24話見たけど、これ、一応最終回なのか?
味方は誰も死なないうえに、敵も本体が残ってて意味深な発言してたんだがw

だいたい敵の偉い人が玉座でぬくぬくしてて「終わり」とかねえよな
倒される予定がない敵キャラなら初めから登場させなければいいのに
そこはせめてぬくぬくすんな 人類のポテンシャルにガクブルしてろ

まあ、敵の重要拠点を壊して勝利ってのは現実的ではあるが
これ、アニメなんだからよー 2クールもあるんだからよー
名前付きの敵は殲滅するかきっちり人生終了させて終わってほしかったね
ムシブギョーはそのへんのノルマちゃんと完遂しそうなのによー

何気に敵幹部のおっさんとおっぱいがなんとなく死んだっぽいのもなー
2クールあるのに敵の描写はほんとダメだな 最後の最後に大×です

ニコニコ生放送上映会アンケート(24話)
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 24話 ニコ生アンケート.jpg

ただ、一応最後に盛り上がって綺麗に終わった?のはよかったと思う
主人公もちゃんと活躍したしな 総ツッコミで正気に戻っててワロタ

戦闘も派手に動いてたな 宇宙だから背景CGでも気にならないw
ジェラート様はラマタラマタ言いすぎでどこのラマタ村の住人かと思ったが

司令が生き残ったのは無理がある気がするんだが、
あんまこの人掘り下げなかったから、死んだ方がよかった気がしたw

終盤で唐突にイズルとアサギの父親であると発覚するが、
特にそれで話広がらなかったよね・・・変わったのは「お兄ちゃん」だけ

テオーリアが主人公の母親にあたる設定といい、マジで死んでるよな
別に主人公はどっかの馬の骨でもよかった
最後の最後で出てきた「ジュリア」といい、エヴァのパクリみたいだし

っていうか、これ、2クール見てきて、いいところと悪いところが
かなりはっきり分かれてるアニメなんだよな 

悪いところの方から言うと、件のごとく話が消化不良、死んでる設定多い
話とキャラの掘り下げがびっくりするほど浅い、キャラデザ古臭い、
キャラの描写も時々妙に古臭い、BGMが時々仕事してない、とかかな?

なんか文句が多いような気がするが、キャラデザからは個人の好みの問題だな
ストーリーと設定はちょっとなあ 破綻なく王道でわかりやすいのはいいが

ただ、王道というのはテンプレと言い変えることもできるわけで
これの場合は、死にそうな先輩がほんとに死んだり、
ネタ振りした学園がやっぱり襲われたり、白いの二人が案の定兄妹だったり
なんかいろいろ予想通りすぎてサプライズが全然なかった気がする

ちょっと驚いたのはイズルとアサギが兄弟だったことくらいだが
伏線はそれが判明する直前に出てくるだけだし、(アッシュ互換)
元々仲良かった二人の絆が少し強まっただけに思えた

これもちょっと死んでる設定かなあ・・・
元々仲悪かったのが兄弟と知って関係を修復する展開ならありなんだが

アットホームな雰囲気なのはいいが、みんな仲良しでドラマ性が希薄なのね
兄弟は衝突したほうが面白いと某乙女アニメは教えてくれました

あと、チャンドラと司令が死ななかったのは悪い意味でサプライズだったなw
どっちかだけでも最終回で死んでよかったんじゃないですかね
アサギも死んでよかった 戦争ものなのに敵も味方もなかなか死なないのが困る

あと、個人的に一番不満なのはキャラの掛け合いはいいのに
キャラの掘り下げが全然なかったこと 過去がないキャラばっかり

主人公達は子供のころの記憶を消されてるが、学校には普通に通ってたわけで
それぞれ好みとか趣味とか拘りとか胃弱とか特徴はあるのだが
そういうのが醸造された過程とか全くノータッチだったよね

主人公のヒーローになりたい、漫画を描くのが好きという設定くらいは
いつか掘り下げられるかと思っていたのに、いつのまにか最終回になってたw

だから、最後に「ヒーローになりたい」で覚醒されても
いまいち共感できなかったな こいつなんでずっとそう思ってたの?

漫画が好きだから、学校に行ってた頃にヒーローものの漫画読んでたのかな
幼少時の記憶消された設定も特に意味なかったよね これも死んでる設定

女の子二人の塩辛、超甘党、はただの嗜好だから放置でもいいが
スルガも銃器オタになった経緯とかちょろっと描写すればいいのにさ
2クールあって本筋の話が牛歩進行なのにおかしいよね

敵も「ラマタラマタ」しか言わない白いのとかひどいよね
あいつは自分が狙ってるやつが実の甥だって知って愕然としてもいいよね
宇宙を股にかけて遺伝子狩りをしておいて、最後に近親者とかなめてんのかw

そもそも敵の戦争の動機「遺伝子狩り」がおかしいよね
遺伝子っていくらでも複製可能な生体データだよね
ロボットで戦争する意味ないよね サンプル回収すればいいだけだし

しかも、そのへんの真相が、物語の中盤でテオーリアが説明するだけで
まったく話として広がらないのがなあ・・・

せめて敵の動機ぐらい主人公達の行動で解明してほしかったね
ただでさえキャラがなかなか死なない、山場のないロボットアニメなんだから

実際、話の山場ってケレス大戦のあとは、学園防衛戦までないよな
その後先輩死んで盛り上がるんだが、中盤はすごい盛り上がらないw
先輩死ぬ回もわざわざ「死亡フラグ」ギャグで盛り上がりに水を差すし

最終回の敵の偉い人の意味深な発言といい
もしかすると分割4クールなのかこれ?
でもやっぱ、もうちょっと敵も味方も適度に死んだ方がよかったと思う

まあしかし、文句を先につらつらと並べておいてアレだけど、
好きか嫌いかで言うと好きな方のアニメではあったと思う
2クール見て、時間を無駄にしたとは思わない 不満は多いけどさ

いいところのほうを述べるとすると、戦争ものながらも話がわかりやすい、
序盤の無能上官以外、ストレスを感じるキャラがいない、
CGのロボバトルは派手で壮観、ケイちゃんかわいいなどがあるか

キャラクターの日常シーンの掛け合いもコミカルでいいんだよな
何より、戦闘中のバックアップと連携の描写がいい 素晴らしい

まあ、ダンボール戦機でもバックアップと連携描写あるんだが
あれはちょっとワンマンプレー多すぎで、チャイムで戦争区切られすぎでなw
キャラロスト(退学)の緊張感はマジェプリよりあるが

これの場合は、バックアップの整備班がキャラクターごとにいて
それぞれの特徴がしっかりあって、家族みたいな雰囲気があるのが好きだな

戦闘中も、ケイが司令塔になって、スルガが援護射撃してとか
きっちり役割分担できてるのが楽しい
このアニメの一番いいところはこのへんじゃないかと思いますよ!

そういうわけで、このアニメで私が特に面白かったのは5話と11話かな
どっちも本筋とは直接関係ない任務を遂行するだけなんだが
1話で話がまとまってて、漫才とチームプレーのバランスがよかった

息抜きの日常回も楽しかった ケイちゃんかわいいし
ぶっちゃけ、ウルガルとの戦争とかどうでもよかったw

まあ、良くも悪くも牧歌的というか、いろいろ軽い(浅い)というか
何も考えず気軽に見れるロボットアニメだったかなという印象

キャラデザが古臭いから、古臭い熱いノリを期待したんだけどなあ
終盤以外、そういうのがあんまりなかったのはザンネン5だな



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