ぎんぎつね 全１２話の感想・１話動画 地味な良作

あらすじ
神社の娘、冴木まことは、神使と呼ばれる不思議な存在が見える体質
彼女の神社に古くから住まう狐の神使、銀太郎とは幼いころからの仲だ
彼らは時に衝突し、時に人と神使の垣根を越えて理解し合う
これはそんな彼らの日常を描いた、ＮＨＫアニメのような深夜アニメである


１２話視聴　また綺麗に終わってたな
毎回綺麗に終わるアニメだが、今度こそ最終回か・・・

１クールアニメだと最後に変なシリアス話するのも多いが
これは最後にほのぼの、しんみりしててよかったな

しかし、最終回は人間中心の日常話で
神使のキツネ二匹があんま台詞なくてさみしい

具体的に言うとハルかわいい成分が足りないｗ
出てるところはいちいちかわいかったけどさ！

ニコニコ生放送上映会アンケート（１２話）


まあ、良くも悪くも内容が健全すぎるというか
深夜アニメというよりはＮＨＫアニメのようだったな

弱虫ペダルもそうだが、深夜でやるのがもったいないな
これは１クールだし、原作販促できればええやって感じなんだろうが

作画も全然金かかってなさそうだしな　崩れてはいないが
作画よりは演出、音楽で魅せるタイプだね　そう言う意味では深夜アニメｗ

それに、作画に金かけてるなこれ、でもつまんないねってアニメ多いからな
アニメは作画よりは演出が大事だと前々から私は主張してるんですよマジで

あと、これは１話から最終話まで、雰囲気がよくて
１話ごとの話のまとまりがよくて、視聴した後の後味がよかったな

このへんは非常に評価したいところと言うか、出色の出来ではなかろうか
正直、１話でいきなり喧嘩始めた時は何事かと思ったんだけどｗ

全然知らんキャラ同士の喧嘩を突然見せられるのも困るよな
夏色キセキの１話かよ　あれもかなり困惑したが

まー、これは原作あるし、原作通りにやったらそうなったんだろうな
１話でちゃんと仲直りして綺麗に終わったから安心したが

２話以降はかなり綺麗に原作をアニメの枠に落とし込んでる印象だった
原作知らないけどさｗ　毎回「いい最終回だった」気分で終わる

キャラクターも量産型の深夜アニメにはあまりない健全さで新鮮だった
特に、お父さんのちょっととぼけたキャラがいい味出してるかな

神使キャラはキャラデザがかっこよかったりかわいかったりで魅力的で
表情や仕草の描写も凝ってて、スタッフの愛を感じた　特にハルｗ

逆に人間キャラはキャラデザが地味すぎて、そこは残念かなあ
あと、船橋さんが美人設定なのに全然そう見えなくて違和感がががが

あの子、最終回でもモテモテだったけど、そんなにいい女か？って気持ちにｗ
声と性格はいいんだから、外見をもうちょっと華やかにしてほしかった

サトルの赤面とかも違和感あったかな　お父さんに赤面すんなｗ
つーか、船橋さん、サトルの描写は、なんかいかにも女性作者って感じが

原作知らないから、そのへんはアニメだけなのかもしれないんだけどさ
あと、ハルの悪童描写も女性作者っぽい　一目ぼれ多いのもなー

このへんは良くも悪くもこの作品の持ち味と言う感じだが
もうちょっと人間ドラマから女性臭さ消してくれた方が好みだったかな
サトルと先輩の話なんてホモホモしさしか感じなかったよｗ

っていうか、人間ドラマより神使の話のほうが好きだったかな
亀ちゃんとか、お猿さんとかかわいかったね　ハルの相方の爺は渋かったｗ

話のまとまりは人間ドラマも神使ドラマも同じくらいいんだが
アニメとして見たいのはやっぱり後者かな　実写作品じゃないしね

特に、双子のお猿さんに狐達が翻弄されるシーンはすごく楽しかったな
基本的に動かないアニメなのにあそこはわりと動いてたｗ

ハルもコロコロ表情変わるしな　キャラの表情が豊かなのはええことやー
全体的に地味だったけど、ハルちゃんかわいいし、いいアニメだったな

タグ：ぎんぎつね