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獣旋バトル モンスーノ全52話の感想・1話動画 地上波放送拒否されなかったカブトボーグのような何か [アニメ作品別レビュー]



あらすじ
アメリカ人が脚本を書き、日本人が作画した、日米合作おもちゃ販促アニメ
内容はさながらアメリカンなポケモンである っていうか欧米流すぎて驚く
カブトボーグのような「先週見逃した?」感はほぼ毎回標準装備
勝つためなら何をやっても正義な外道主人公達 敵施設破壊は基本!
自然も遺跡も図書館も、一般人のラーメン屋だって余裕で破壊する
また、戦闘前も欧米流で敵をとことん煽る罵る 精神攻撃は基本!
モンスーノバトルで負けたらダイレクトアタックで勝てばおK!
その実態は販促アニメというより反則アニメであった・・・
このアニメが子供向けとして日本で4クール放送された事実が一番の衝撃である
カブトボーグは地上波放送拒否したテレ東のくせにやるじゃん




52話視聴 三期はまだですかね・・・

最後は勲章エンドなのがアメリカらしいが、ジョンにもらうのかよw
さっきまで手ごま(わりと使い捨て)としてこき使ってたのにね・・・
そもそも今までの悪行はどうなったんでしょうか 悪が大勝利のバッドエンド?

冒頭のメタ臭いあらすじとか、マスターエイは結局どうなってるのとか
ロックさんが何の説明もなく消えて復活したのとか、最終回でも遺跡破壊とか
最後まで勢いでぶっとばしてたな エアスイッチも最終回補正で仕事してる

カーチャンと再会してハッピーエンドって空気を見て
一期二期でようやく両親コンプリートか、とか、思っちゃったわけだがw

まあ、前半で父親、後半で母親を探し、ついでに地球を救う話か ついでに
超ご都合で地球の危機回避と両親探しがリンクしてるけど気にしないよもうw

ラーメン屋が頭抱えるところで、ちらっとジョーカーさんが出てたな
スタッフが忘れてなくて何より 忘れられてたのはバリオンだけだったんや!

しかし、毎回ジェットコースターな内容で52話失速しなかったのは
おそろしいというか、さすがアメリカンというか 中だるみとかなかったな
ごくたまに微妙な回があるくらいか バトルアリーナとかな

何の予備知識なしに見た一話がたぶん一番微妙だな
いきなり先週見逃したような気持ちになるんだもんw 説明早口だし

7話まで見ると、そのへんどうでもよくなるな むしろやみつきに
っていうか、全話通して見ても、7話はトップクラスに頭おかしいからなw

しかも掛け合いとかおかしくても、毎回先週見逃したような導入でも、
重要設定の初出がOP前のナレーションでも(地球崩壊は止められる)
重要アイテムが終盤で何の説明もなく出てきても、親父がピーチ姫状態でも
全体として見てみれば話は狂ってないという 伏線もわりと回収されてる
こういうところはいかにもアメリカンというかハリウッド映画みたいだな

主人公達の素行が悪い、やたらといろんな施設を破壊するのもアメリカっぽい
洋画に「96時間」ってのがあるが、あの父ちゃんも好き放題やってたな
娘を助けるために車盗んだり敵を容赦なく銃殺 それがアメリカのヒーロー

これはさらに実写ではなく「アニメ」であるのも破壊描写に拍車をかけた気が
実写作品だと破壊描写って予算かかるもんね でもアニメならそうでもないw

このアニメの外人脚本家達の素性は全く知らないのだが
たぶん実写作品を多く手掛けてる人達なんだろうなと思う

それで、今回はアニメだ、毎回破壊し放題だ、うひょー!で
ノリノリで主人公達にラーメン屋とか破壊させたんじゃあ まあ、邪推ですがw

ラーメン屋もそうだけど、図書館とか遺跡とか一期終盤の街とか
明らかに脚本が破壊行為に誘導してたもんな 破壊大好き脚本

それでCGではなく手描きできちんと破壊作画するアメリカの犬、日本人w
背景の作画めんどくさいだろうになあ 今までいろんなものが壊されたネ!

ってか、破壊描写抜きにしても背景のクオリティ高かったな
「ジャンクヤード」の回の背景は凝ってて感動したわ ジャンクすげー
 
BGMもいいんだよな 妙に豪華でハリウッド映画っぽいw
ただ、作画演出面では、戦闘の描写が比較的淡々としてるのが気になったかな

これは、カブトボーグやポケモンと違って、一度に多人数で戦うからだろうけど
モンスーノ同士の戦いは、なんか実況のないプロレスみたいだった
戦闘中はプレイヤーの感情があまり描写されないからなあ ドライなバトル

作画は手描きでめっちゃがんばってるんだがなー
モンスーノはポケモンみたいな設定だけど、
ポケモンよりは道具って感覚が強かった気がする そのへんもアメリカン

ロックやクイックフォース(故)など、絆が描かれてるものもあったが
二期突入して何の説明もなく手持ちに加わってたやつとかいたしなあ
バリオンなんかもうなかったことにされてるし 

味方に対してもわりとドライなところがあって、
主人公達のジョン・エースに対する態度は特にひどかったw

一期で死んだはずのジョンが人間モンスーノになって出てきたとき
あいつら容赦なく攻撃してたからな・・・

二期で人間に戻れるようになって仲間になったわけだが
終盤で普通に使い捨てのモンスーノとして活用してた ジョンの気持ちは・・

他に、味方が戦闘中ピンチになっても普通に戦闘続けるしな
味方が崖から落ちようと、バスの下敷きになろうと、バトル優先w

味方にすらこんな態度なわけだから、敵に対して容赦ないのは当然で
ストームなんて基地破壊されまくり、車両奪われまくりのひどい有り様
最終回でコアテックを笑顔で迎えてたけど、おかしいよねw

そのへんも非常にアメリカンだな 正義のためならどんな悪行も許される的な
それはまあ、日本人の目から見たらただの悪人だったりするわけだけどw

話も毎回異常に展開が早い 移動シーンなしでワープ移動とかあたりまえ
そのくせ、小粋な?アメリカンジョークを交えた漫才はほぼ毎回入れるw

だから、普通の日本の子供向け販促アニメと同じ感覚で見ると
大いにカルチャーショックを受ける 内容は海外ドラマに近い
キッズアニメだから人死に描写はさすがになかったが(台詞で臭わせる程度)

キャラも日本のアニメにはいなさそうな、個性的なやつらばっかりで
主人公のチェイスなんか、いかにもアメリカ作品らしいタフガイだった

見た目は日本人っぽいのにね・・・ノアの天然描写もなんかおかしかった
ヒロインのビッキーは豪傑イケメンだった ブレンが一番まとも

アッシュは役立たずのイカサマ野郎のくせに破壊大好きで将来が心配だった
こいつが一番アメリカの若者らしいような気がするが

敵や脇役のキャラも濃かったうえに、数が多く、
使い捨てで終わったみたいなキャラもいた シックスとか・・・

タリス教授なんていいキャラなのに空に打ち上げられて終わりだもんなあ
二期で最も輝いた萌えキャラですよ? 

これは二期で綺麗に終わってしまったから、
三期が日本で放送されなくてもしょうがないが
出来れば日本でも三期放送してほしいね 無理かなあ・・・



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