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TARI TARI(タリタリ)全13話の感想・1話動画 男女五人歌ったり青春したり物語 [アニメ作品別レビュー]



あらすじ
神奈川県江ノ島の白浜坂高校を舞台に
男女五人の生徒たちの歌ったり青春したりの日々を描く
彼らの歌は世界を救ったりしないが、聴いてると
救われたような気持ちになったりならなかったり?



13話視聴、すごくさわやかに終わったな
何という美しい最終回! ヤンがちゃんと再登場してて大満足です
あれからずっと放置で、忘れられたのかと心配だったw

さわちゃんはやっぱり馬ルートだったな

空港で田中が玉砕したっぽい描写があったけど
あそこ、台詞ないからフラグが完全に折れてなさそうなのが気になるな 

まあ、田中はバドミ愛に生きる男だから・・・
しれっとわかなちゃんが教頭攻略したみたいになっててワロタ

1クールかけて落としたかー
わかなちゃんのお母さんの遺影が「イエーイ」でまたちょっとワロタ

ただ、やっぱりちょっと理事長の描写が気になったな
なんか悪役として薄っぺらいしなあ

最後に歌で理事長の心を溶かすかと思ったけどそうでもなかったな
あの学園祭に集まった人の中に金持ちが一人いて、
「この学校気に入った! おいくらまんえん?」
って理事長に交渉する超展開でもよかったのにw

あと、まだ仕事残ってたのにクビ宣言された校長の行く末は気になるな
理事長はどうでもいいが、そのへんちょっと描写あるとよかったね

違う学校で先生やってるとかさー 1カットでええねん
ヤンの代わりに忘れられた校長w

でも、ちゃんとみんなで歌って気持ちよく終わったから
そういう細かいところはそこまで気にならないかな

このアニメ、当初は「~たり ~たり」ってタイトルからして
まとまりのない内容になるんじゃないかって不安が少しあったんだけど
ちゃんと最後から最後まで歌でまとめたから、すごくよかった

田中のバドミの話にしろ、さわちゃんの馬の話にしろ
ウィーンの戦隊話にしろ、みんな最後に歌に帰ってきてるんだよな

そういう歌で一本筋が通ってるアニメは素晴らしいと
シンフォギア先輩も言ってましたよ!

ただ、田中のバドミ愛はまったく私の心に響かなかった!
大会に出てさらっと負けて、さらっとあいつのバドミ終わったよなw

最後の最後に思い出したようにラケット振ってたが
音楽劇でもバドミやりつつ歌えばよかったんじゃねw
世の中には歌いながら戦う美少女もいるというのに!

ウィーンの戦隊愛話も教頭の描写に尺取られて
ちょっと中途半端に終わった感じだったかな

逆に女の子三人のエピソードはどれもよかった
こなつ、さわ、わかな、三人の気持ちがとてもよく伝わってきた

特に、わかなちゃんのお母さんの回想は、心に深く響いてくるものがあったな
最後、みんなが合唱部(略)に集まってきて一緒に歌うシーンは大好き

また、こなつ、さわのエピソードでは
障害となる大人、教頭、さわ父が、テンプレな悪役ではなく
ちゃんと一人の人間として描かれてるのがよかった

まあ、初期の教頭のデレは見逃しやすいポイントなんだけどねー
私は2話からあの教頭は落ちると思ってましたよ おっぱい大きいし

でも、そういうふうに話を綺麗に積み重ねてきたせいで、
終盤で絵にかいたような悪役の理事長登場にすごく違和感を覚えてしまったw

そもそも、高校取り壊すにしてもやり方がおかしすぎる
保護者と教師に説明した直後から工事ってw
もっと先に説明しろよ!

それに、文化祭を中止させたのもよくわからんかったな

金のためってことはわかるんだけど、
普通は、最後ぐらい派手にお祭りしたいもんだよね

最終話では高校立ち入り禁止にまでしてたけど
1日ぐらい多めに見てやれって言うw

そもそも、それまで話は綺麗に積み重ねてきたんだから
理事長抜きで、アポロン7話みたいな感じで終わることはできなかったんだろうか

あの音楽劇で理事長が改心するなり、
どっかのお金持ちの手が差し伸べられるなりで
高校取り壊しがなくなる展開ならありだったと思うけど
そうはならなかったしな 理事長は感じ悪いだけのキャラで終わったw

まあしかし、そんな理事長という舞台装置のおかげで
最後は盛り上がったし、こまけえことはいいか!

あの音楽劇もそうだったけど、
キャラ達がみんなで歌ってるシーンはどれもとてもよかったね
登場した合唱曲はどれも好きだ

このアニメは話や設定やキャラクターには特別なものはないけれど
構成・演出が優れてると思う

田中のさわちゃんへの微妙な気持ちとか、
セリフではほとんど表現されないのによく伝わってきた
さわちゃんのベストショット独り占めとかw

わかなちゃんのお母さんへの愛情と悲しみも、
台詞での表現はあまりないんだよな

回想シーンの時系列を崩すことによって
わかなちゃんの後悔と悲しみの気持が表現されていた
5話だったかな あの話の構成はマジで秀逸

ちょこちょこギャグが入るのも楽しかったな 
しらすホワイトの「もっと新鮮に!」とか
レンジに朝ごはん入ってるよ→そこにはポリ袋に入った食パン一斤が!とか

キャラ同士がぶつかり合っても、なんやかやですぐ仲直りするのもよかったな
12話の校門前でウィーンが急に歌ったところとかw
ずっと仲良しなのも不自然だけど、ずっとギスギスしてるのもいやだよね

作画も綺麗だったね 崩れたことは一回もないんじゃないかな

ただ、背景が実写を加工したものを使ってるせいか
ときどき、異常に緻密で気になったw

花咲くいろはから変わらない、不自然にリアルな背景・・・・
まるで実写だ、コレっていうw

背景実写取り込みはともかく、もっと加工してもいいんじゃないかな、PA!



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